2019.8.24NRT～白装束
今朝も８月２４日の成田での１枚。
旅客機の世界での白装束は、売却整備に入って次の航空会社を待つ際や場合によっては砂漠送りにされそのままスクラップ…という流れの際によくされるのですが、例外は貨物機で日本貨物航空からアトラス航空に売られたジャンボも真っ白になった状態で引き続き、日本貨物航空の荷物を運ぶ…なんてこともあります。
今朝ご紹介するＢ－ＨＵＳ号機は元々南アフリカ航空向けの旅客型として１９９１年に導入された機材ですが、２００６年にキャセイパシフィック航空へ移籍、旅客型から貨物型へと改修されて５年ほど同社で飛んだのち、２０１１年、同社の子会社であるエアホンコンへと移籍をしました。
エアホンコン時代、成田の常連機としてよく見ることができましたが、ここ最近見ないな、と思ったらエアホンコンがジャンボ貨物機の運航を辞めて、保管されていたようで最近白に塗られて再びキャセイパシフィック航空の貨物便として成田に飛来しました。既に３０年近い経年機なのでこれは売られる前の最後の奉公なのかもしれませんね。
